メトロノームの使い方 はじめて編|よくある失敗と対策
メトロノームを使い始めたけれど、うまく合わない、続かない。そんな人のために、基本の使い方とよくある失敗、その対策をまとめました。
キコカコの声は「8分(キコ)」「16分(キコカコ)」のときに鳴ります。
拍子・リズム・音量のせってい
丸い数字を押すと「強い→普通→鳴らさない」に切りかわります。キーボード:スペース=スタート、←→=テンポ、T=タップ
📋 セットリスト(曲ごとの設定を保存)
テンポ・拍子・音色などをまとめて、この端末に保存します。名前を押すとその設定で開きます。
📈 練習記録
メトロノームとは
メトロノームは、決まった速さで「カチ、カチ」と拍を刻む道具です。19世紀にメルツェルが広め、今でも楽器の練習やダンス、スポーツなど幅広い場面で使われています。昔ながらの振り子式のほか、電子式やスマホ・ウェブで使えるものもあります。
基本の使い方
- 練習する曲の速さ(BPM)を決める
- 拍子(1小節にいくつ数えるか)を合わせる
- スタートして、音に合わせて演奏する
このサイトのメトロノームでは、テンポは「+」「−」ボタンやスライダー、数字のボタンで変えられます。拍子は拍の数と、何分音符を1拍とするかで決めます。
よくある失敗と対策
失敗1:いきなり速いテンポで練習する
弾けない速さで練習すると、間違ったまま覚えてしまいます。まずは確実にできる遅いテンポから始めましょう。
失敗2:音を「追いかけて」しまう
メトロノームの音が鳴ってから合わせると、いつも少し遅れます。音を聞いてから動くのではなく、次の音が来るタイミングを予想して、音と同時に弾くことを意識します。
失敗3:音が聞こえない
楽器の音が大きいと、メトロノームの音が埋もれてしまいます。音色を変える、音量を上げる、イヤホンを使う、画面のフラッシュを使うなどで対策できます。
失敗4:拍子を合わせていない
3拍子の曲を4拍子のメトロノームで練習すると、1拍目の位置がずれていきます。曲の拍子に合わせて設定しましょう。
失敗5:ずっと鳴らしっぱなし
メトロノームに頼りきると、外したとたんにテンポが崩れることがあります。ときどき音を消して、自分で速さを保てるかを確かめましょう。
スマホのメトロノームで音が出ないとき
- スマホの音量が0になっていないか
- iPhoneの場合、マナーモードの切り替えを確認する
- ほかのアプリが音を使っていないか
- 一度ページを再読み込みしてみる
続けるコツ
メトロノーム練習は地味に感じることもありますが、毎日少しずつでも続けると、テンポが安定してきたことを実感できるはずです。練習した日付とBPMをメモしておくと、上達が目に見えて励みになります。
テンポと拍子の決め方の早見表
| こんなとき | 設定の目安 |
|---|---|
| 新しい曲を覚えはじめる | 目標の半分〜7割のテンポ |
| ワルツ・3拍子の曲 | 拍の数を3に |
| 行進曲・2拍子の曲 | 拍の数を2に |
| 6/8拍子の曲 | 拍の数を6、1拍を8分音符に |
| 細かい音をそろえたい | 細分を8分・16分・3連に |
振り子式とスマホ式の違い
振り子式のメトロノームは、揺れる振り子が目でも見えるので、拍の「流れ」を感じやすいのが特長です。一方、スマホやウェブのメトロノームは、拍子や細分、アクセントを細かく変えられ、設定を保存したり共有したりできるのが便利です。このサイトのメトロノームでは、拍の表示と画面フラッシュで、目でも拍を確かめられます。
メトロノームを使う前の準備
- 練習する曲の楽譜で、テンポの表示(♩=○○)や速度記号を確かめる
- 拍子(4/4、3/4など)を確かめる
- 難しそうな箇所に印をつけておく
準備をしてから鳴らすと、練習がぐっと効率的になります。
こんな練習から始めてみよう
はじめてメトロノームを使うなら、次のような簡単な練習がおすすめです。
- BPM80で、メトロノームに合わせて手拍子を1分間
- 同じテンポで、楽器で1つの音を4分音符で弾き続ける
- 慣れたら、練習中の曲の一番簡単な部分を合わせてみる
いきなり曲全体に合わせようとせず、簡単なことから順番に合わせていくと、メトロノームに合わせる感覚がつかみやすくなります。
メトロノームと仲良くなるコツ
メトロノームの音を「監視されている」と感じると、練習が苦しくなります。一緒に演奏してくれる相棒だと考えて、音にぴったり重なる気持ちよさを楽しんでみてください。好きな音色を選ぶ、画面の拍の表示を眺めながら叩く、といった小さな工夫でも、練習がぐっと楽しくなります。
よくある質問
メトロノームはどれを使えばいいですか?
まずは手持ちのスマホやこのサイトのようなウェブのメトロノームで十分です。慣れてから、振り子式などお気に入りを探すのもよいでしょう。
音がずれて聞こえることはありますか?
ワイヤレスイヤホンでは、機種によって音が少し遅れて届くことがあります。気になる場合は有線イヤホンやスピーカーを試してください。
練習の最初にやることは?
曲のテンポと拍子を確認し、少し遅めのテンポで1回通してみることから始めましょう。
毎日使わないと意味がない?
毎日少しずつ使うのが理想ですが、週に数回でも、使った日の練習の質は上がります。
まとめ
メトロノームは、使い方のコツさえわかれば、どんな楽器や練習にも役立つ心強い道具です。遅いテンポから始める、音を追いかけずに予想して合わせる、拍子を曲に合わせる、ときどき音を消す。この4つを意識するだけで、練習の効果が大きく変わります。まずは今日、BPM80の手拍子から気軽に始めてみてください。