ギター・ベースの独学を続けるコツ|メトロノームで練習を組み立てる
独学でギターやベースを練習している人に向けて、メトロノームを使った練習の分け方、コードチェンジやベースの運指の練習、続けるためのヒントになるサイトを紹介します。
キコカコの声は「8分(キコ)」「16分(キコカコ)」のときに鳴ります。
イチニイの声(区切りカウント)は、拍を分けたときに声だけで数えます。8分=イ・チ/ニ・イ/サ・ン/ヨ・ン、3連=イ・イ・チ/ニ・イ・イ…、16分=イ・イ・チ・イ/ニ・イ・イ・イ…。4拍目まで数えたら1に戻ります。
拍子・リズム・音量のせってい
丸い数字を押すと「強い→普通→鳴らさない」に切りかわります。キーボード:スペース=スタート、←→=テンポ、T=タップ
📋 セットリスト(曲ごとの設定を保存)
テンポ・拍子・音色などをまとめて、この端末に保存します。名前を押すとその設定で開きます。
📈 練習記録
独学がつまずきやすいのは「テンポ」
ギターやベースを独学で始めると、コードの押さえ方やフレーズの弾き方は動画や本で覚えられても、「一定のテンポで弾けているか」は自分では気づきにくいものです。曲に合わせて弾くと、難しいところだけ遅くなったり、得意なところだけ走ったりしても、原曲の音にまぎれて分かりません。メトロノームは、そのズレを正直に教えてくれる練習相手です。
練習を3つに分ける
毎日の練習を、次の3つに分けておくと、何をすればいいか迷いにくくなります。
- 指ならし(基礎):スケールやクロマチックを、4分音符→8分音符の順にゆっくり。
- 苦手なところ:コードチェンジや速いフレーズを1〜2小節だけ切り出して、テンポを少しずつ上げる。
- 曲を通す:少し遅めのテンポで最後まで止まらずに弾く。
苦手なところは、テンポアップ練習で「4小節ごとに2ずつ上げる」のように決めておくと、昨日より少し速く弾けたことが数字で分かり、続ける励みになります。
ギターは「コードチェンジ」と「カッティング」から
初心者がいちばんつまずきやすいのは、コードを押さえ替えるあいだにリズムが止まってしまうことです。最初は1小節に1回だけ持ち替える遅いテンポにして、拍の頭で次のコードが鳴るように練習しましょう。Fコードのような難しいコードも、テンポを落として「間に合う」経験を重ねると、少しずつ押さえる時間が短くなっていきます。
soratoumi-guitar-blog

独学でギターを練習している人に読んでほしいのが、ギター好きのsoratoumiさんのブログです。Fコードの簡単な押さえ方や指板上の音の覚え方、ペンタトニックスケールを使ったアドリブの始め方まで、初心者がつまずきやすいところをやさしく解説しています。やる気が出ないときの対処法の記事もあり、独学で練習が止まりがちな人の背中を押してくれます。
GAINMAG

ギターを続けるためのヒントや機材レビューを発信しているウェブメディアです。マルチエフェクターの活用法や名ギタリストの音作りのほか、6/8拍子と3/4拍子の違いといったリズムの話もあり、メトロノームで拍子を切りかえて練習するときの参考になります。機材と練習の両方から、ギターを楽しく続けたい人に向いた記事がそろっています。
ベースは「指の負担」と「拍の長さ」を意識する
ベースはバンドのリズムの土台なので、音を出すタイミングだけでなく、音を止めるタイミング(音の長さ)もそろえることが大切です。メトロノームを60〜80くらいの遅めにして、4分音符をきっちり伸ばす・8分音符で短く切る、の2通りを弾きくらべてみましょう。また、弦の間隔が広いベースは、運指が合っていないと手が疲れやすく、テンポを上げたときに崩れる原因になります。
Electric Bass Lesson ~ベース学習帳~

エレキベースを体系的に学べるサイトです。手のサイズから自分に合った運指法を探る研究記事や、スケールごとの運指ドリル、繰り返し記号で省略しない「熟読するベース譜」の紹介などがまとまっています。運指ドリルをメトロノームに合わせてゆっくり弾き、楽に弾ける指の動かし方を探してから少しずつテンポを上げていくと、基礎からじっくり上達できます。
Line on Bass

ジャズベースに興味がある人には、ジャズベーシストの星野徹さんによるオンラインのジャズベース教室があります。ウォーキングベースのコースや音楽理論の教材、ビバップ練習会など、ジャズのベースラインを基礎から身につけるための学びの場がそろっています。ウォーキングベースは4分音符を同じ長さ・同じ強さで並べ続ける練習なので、メトロノームを2拍目と4拍目だけ鳴らす練習とも相性がよい分野です。
ジャズやファンクは「裏」で数える
ジャズやファンクでは、メトロノームを2拍目と4拍目に鳴らして、そこを手拍子やハイハットの位置だと思って弾く練習がよく使われます。クリックが減るぶん、1拍目と3拍目を自分の中で感じる力が必要になり、リズムキープの練習になります。当サイトの音消し練習で「2・4拍目だけ」を選ぶと、すぐに試せます。
録音して聞き返す
メトロノームと一緒に自分の演奏をスマホで録音して聞き返すと、弾いているときには気づかなかったズレが分かります。走りやすい場所・もたつく場所が分かったら、そこだけを切り出して、またゆっくりから練習しましょう。リズムのズレを数字で確かめたいときは、リズム判定ゲームも使えます。
よくある質問
毎日どのくらい練習すればいいですか?
10〜15分でもかまいません。長い時間をまとめて取るより、短くても毎日楽器にさわるほうが、指も耳も慣れやすくなります。
メトロノームに合わせると弾けなくなります。
テンポが速すぎるのかもしれません。弾ける速さより10〜20くらい遅くして、まずは「合わせること」に慣れてから少しずつ戻していきましょう。
まとめ
ギターもベースも、独学では「一定のテンポで弾けているか」を確かめる手段が少なくなりがちです。練習を基礎・苦手なところ・通しの3つに分け、メトロノームで少しずつテンポを上げていきましょう。つまずいたときは、ここで紹介したサイトのように、同じ楽器を続けている人の解説を読むと、次に何を練習すればいいかのヒントが見つかります。