ダンス練習でのメトロノームの使い方|カウントとリズム取り
ダンスの練習では「ワン・ツー・スリー・フォー」のカウントで動きを合わせます。メトロノームを使ってカウントやリズム取りを安定させる方法を紹介します。
キコカコの声は「8分(キコ)」「16分(キコカコ)」のときに鳴ります。
拍子・リズム・音量のせってい
丸い数字を押すと「強い→普通→鳴らさない」に切りかわります。キーボード:スペース=スタート、←→=テンポ、T=タップ
📋 セットリスト(曲ごとの設定を保存)
テンポ・拍子・音色などをまとめて、この端末に保存します。名前を押すとその設定で開きます。
📈 練習記録
ダンスとカウント
ダンスの振り付けは、多くの場合「ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン・エイト」の8カウントで数えます。音楽の4拍子の2小節分が、ダンスの1エイトにあたるのが一般的です。メトロノームを鳴らしてカウントを声に出すと、振りとリズムの関係がつかみやすくなります。
使い方1:遅いテンポで振りを覚える
振り付けを覚えるときは、本番の曲より遅いテンポのメトロノームに合わせると、動きの順番を確実に体に入れられます。慣れてきたら、少しずつテンポを上げて本番の速さに近づけます。
使い方2:アップとダウンの練習
ヒップホップなどでよく練習される「ダウン」は拍に合わせて体を沈める動き、「アップ」は拍に合わせて体を持ち上げる動きです。メトロノームの音に合わせて、一定のリズムで体を動かし続ける練習をすると、リズム取りが安定します。
裏拍(エン)を感じる
ダンスでは「ワン・エン・ツー・エン」のように、拍の間(裏拍)を「エン」と数えることがあります。メトロノームの細分を8分にすると、表と裏の両方が鳴るので、裏拍で動く練習がしやすくなります。
使い方3:みんなでそろえる
グループで踊るときは、テンポ感のズレが見た目にも出やすくなります。練習の最初に全員でメトロノームに合わせて足ぶみやクラップをすると、テンポ感をそろえるウォーミングアップになります。
曲のテンポを知っておく
練習に使う曲のBPMを知っておくと、メトロノームでの練習と曲での練習を行き来しやすくなります。曲のテンポは、タップテンポで調べられます。詳しくは「曲のBPMの調べ方」のコラムを参考にしてください。
音楽なしで踊れるかを試す
メトロノームの音をいくつか消したり、1エイトごとに音のあるエイトと音のないエイトを交互にしたりして練習すると、音楽がなくてもテンポを保てる力がつきます。本番で音響トラブルがあったときにも慌てずにすみます。
注意したいこと
ダンスは音楽のノリや表現が大切です。メトロノームだけで練習を続けると、動きが機械的になることもあります。リズムが安定してきたら、実際の曲で練習する時間を増やしていきましょう。
ジャンル別の練習テンポの目安
| ジャンル | 練習の目安 |
|---|---|
| ヒップホップ | 85〜100前後から。遅めでノリを作る練習に |
| ハウス | 115〜125前後 |
| K-POP・J-POPのダンス | 曲のBPMの7〜8割から始めて本番の速さへ |
| ワルツなど社交ダンス | 3拍子に設定して1拍目を強く |
ジャンルの中でも曲によって速さは大きく違います。表は練習を始めるときの目安にしてください。
ワルツは3拍子で
ワルツは「1・2・3」の3拍子で、1拍目にしっかり体重をのせるのが基本です。メトロノームを3拍子にして1拍目を強くすると、ステップのタイミングがつかみやすくなります。
鏡の前で拍を確かめる
鏡を見ながら、メトロノームの音と動きの「止まる瞬間」がそろっているかを確かめると、動きのキレが増します。フラッシュ表示を鏡の近くに置くと、目でも拍を確認できます。
振り付けを作るときにも
自分で振り付けを考えるときも、メトロノームは便利です。曲のテンポに合わせてメトロノームを鳴らし、8カウントごとに動きをメモしていくと、曲に合わせたときにズレにくい振り付けになります。
動きを撮影して見返すときは、メトロノームの音も一緒に録音しておくと、どのカウントで動きが遅れたり早まったりしているかが確かめやすくなります。
体力づくりにも使える
ステップの基礎練習を一定のテンポで続けると、リズムの練習と同時に体力づくりにもなります。最初は1分間、慣れたら2分、3分と続ける時間を延ばしていきましょう。テンポを少しずつ上げていけば、速い曲でも最後まで動きのキレを保てる体力と集中力が育ちます。疲れて動きが小さくなってきたら、無理をせず休憩をはさんでください。
よくある質問
8カウントは何拍子で設定すればいい?
4拍子で2小節が1エイトにあたることが多いです。拍の数を8にして1拍目を強くすると、エイトの頭がわかりやすくなります。
曲で練習するのとどちらがいい?
振りを覚える段階や、リズムを安定させたい段階ではメトロノーム、表現やノリを作る段階では曲、と使い分けるのがおすすめです。
裏拍で動くのが苦手です。
細分を8分にして、表の音を聞きながら裏の音で動く練習から始めてみましょう。
グループでテンポがずれます。
練習の最初に、全員でメトロノームに合わせて足ぶみやクラップをするとテンポ感がそろいやすくなります。
まとめ
ダンスでのメトロノームは、カウントを体に入れ、表と裏のリズムを安定させるのに役立ちます。遅いテンポで振りを覚え、細分で裏拍を感じ、音を消してテンポを保つ練習を組み合わせると、曲で踊ったときのキレと安定感が変わってきます。リズムが安定してきたら、実際の曲で表現を磨いていきましょう。