曲のBPMの調べ方|タップで測る・耳で数える方法

好きな曲を練習したいのに、テンポがわからない。そんなときに自分でBPMを調べる方法を、道具を使う方法と使わない方法に分けて紹介します。

120
BPM
音
1拍を分ける
ドラム
拍子・リズム・音量のせってい
拍子4/4
音量
音量ミキサー(拍ごとの音の大きさ。0にするとその音だけ消えます)
タイマー

丸い数字を押すと「強い→普通→鳴らさない」に切りかわります。キーボード:スペース=スタート、←→=テンポ、T=タップ

📋 セットリスト(曲ごとの設定を保存)

    テンポ・拍子・音色などをまとめて、この端末に保存します。名前を押すとその設定で開きます。

    📈 練習記録

    まずは楽譜を見る

    楽譜がある場合は、曲の頭に「♩=96」のような表示がないか確かめましょう。これが作曲者や編曲者の決めたテンポです。表示がなく「Moderato」などの速度記号だけの場合は、目安の範囲から選び、実際の音源と聞き比べて決めるのがおすすめです。

    方法1:タップテンポで測る

    いちばん手軽なのが、曲に合わせてボタンを叩く「タップテンポ」です。このサイトのメトロノームにもタップボタンがあり、叩いた間隔から自動でBPMを計算します。

    うまく測るコツ

    測った数字が出たら、その数字でメトロノームを鳴らしながら曲を流し、ズレていかないか確かめます。だんだん前に出るなら少し下げ、遅れるなら少し上げて調整します。

    方法2:時計を使って耳で数える

    道具がなくても、ストップウォッチがあれば測れます。

    たとえば15秒で30拍なら、30×4でBPM120です。より正確にしたいときは30秒数えて2倍にします。数え間違いが出やすいので、2〜3回やって近い数字になるか確かめましょう。

    方法3:半分・倍に注意する

    「倍」や「半分」に聞こえることがある

    BPMを測ると、実際の半分や倍の数字が出ることがよくあります。たとえばハイハットが細かく刻んでいる曲で、その細かさに合わせて叩くと倍の数字になりがちです。逆にゆったりしたバラードでは、2拍に1回叩いて半分の数字になることもあります。

    迷ったら、「その曲で自然に手拍子をするならどの速さか」を基準にすると、多くの人が感じる拍に近くなります。

    テンポが途中で変わる曲

    生演奏の録音やクラシック、弾き語りなどは、テンポが少しずつ揺れたり、わざと遅くしたり速くしたりします。こうした曲は1つの数字で表しきれないので、「Aメロはおよそ90、サビは95くらい」のように区間ごとに目安を持っておくと練習しやすくなります。

    測ったテンポで練習するときのポイント

    測ったBPMは、いきなりその速さで練習しなくても大丈夫です。難しい曲ほど、7〜8割くらいの速さから始めて少しずつ上げていくほうが、結果的に早く弾けるようになることが多いです。このサイトの「テンポを少しずつ上げる練習法」のコラムも参考にしてください。

    タップテンポのよくある誤差

    タップテンポで出た数字が、測るたびに2〜3違うのはよくあることです。人の手はどうしてもわずかに揺れるため、叩く回数が少ないほど誤差が大きくなります。数字が揺れるときは、もう少し長く叩くか、何回か測った中で多く出た数字を選びましょう。

    小数点以下はあまり気にしない

    録音された曲には、BPM120.5のように小数点以下まで決まっているものもあります。ただ練習の目安としては、整数で十分なことがほとんどです。メトロノームを鳴らしながら曲を聞き、1〜2分たってもズレが気にならなければ、その数字で問題ありません。

    拍子もいっしょに確かめる

    BPMを測ったら、拍子も確かめておくと練習がしやすくなります。「1・2・3・4」で数えてサビの頭が1に戻ってくるなら4拍子、「1・2・3」なら3拍子です。ワルツのように3つで揺れる感じがする曲は3拍子、行進曲のように2つで歩く感じなら2拍子のことが多いです。

    調べたテンポを共有する

    バンドや合唱、ダンスの仲間と練習するときは、調べたテンポを全員で共有しておくと便利です。このサイトのメトロノームは、設定をそのままURLにできるので、LINEなどで送れば相手も同じテンポと拍子で開けます。

    ジャンルで見当をつける

    まったく見当がつかないときは、ジャンルのおおまかな目安から始めて、曲に合わせて調整するのも一つの方法です。ゆったりしたバラードなら60〜80、ポップスなら90〜130、速いロックなら150以上、というように、だいたいの範囲から探していくと早く見つかります。

    よくある質問

    タップテンポは何回叩けばいいですか?

    最低でも4回、できれば8回以上がおすすめです。回数が多いほど手のブレが平均され、数字が安定します。

    測るたびに数字が違います。

    2〜3の差はよくあります。何回か測って多く出た数字を選び、その数字で曲と一緒に鳴らしてズレないか確かめましょう。

    テンポがだんだん速くなる曲はどうすれば?

    区間ごとに測って、Aメロ・サビなど部分ごとの目安を持っておくと練習しやすくなります。

    ストップウォッチがないときは?

    スマホの時計アプリやキッチンタイマーでも代用できます。15秒数えて4倍する方法なら計算も簡単です。

    参考にした資料