曲のBPMの調べ方|タップで測る・耳で数える方法
好きな曲を練習したいのに、テンポがわからない。そんなときに自分でBPMを調べる方法を、道具を使う方法と使わない方法に分けて紹介します。
キコカコの声は「8分(キコ)」「16分(キコカコ)」のときに鳴ります。
拍子・リズム・音量のせってい
丸い数字を押すと「強い→普通→鳴らさない」に切りかわります。キーボード:スペース=スタート、←→=テンポ、T=タップ
📋 セットリスト(曲ごとの設定を保存)
テンポ・拍子・音色などをまとめて、この端末に保存します。名前を押すとその設定で開きます。
📈 練習記録
まずは楽譜を見る
楽譜がある場合は、曲の頭に「♩=96」のような表示がないか確かめましょう。これが作曲者や編曲者の決めたテンポです。表示がなく「Moderato」などの速度記号だけの場合は、目安の範囲から選び、実際の音源と聞き比べて決めるのがおすすめです。
方法1:タップテンポで測る
いちばん手軽なのが、曲に合わせてボタンを叩く「タップテンポ」です。このサイトのメトロノームにもタップボタンがあり、叩いた間隔から自動でBPMを計算します。
うまく測るコツ
- ドラムのキック(バスドラム)やベースに合わせる:歌よりリズムが安定しているので叩きやすい
- 8回以上続けて叩く:1〜2回だと手のブレがそのまま数字に出ます
- サビなどテンポが安定した所で測る:イントロやエンディングはテンポが揺れることがあります
- 何回か測って平均を見る:毎回少しずつ違うのはふつうです
測った数字が出たら、その数字でメトロノームを鳴らしながら曲を流し、ズレていかないか確かめます。だんだん前に出るなら少し下げ、遅れるなら少し上げて調整します。
方法2:時計を使って耳で数える
道具がなくても、ストップウォッチがあれば測れます。
- 曲を流しながら、拍を「1、2、3…」と数える
- 15秒間で何拍あったかを数える
- その数を4倍する(15秒×4=60秒)
たとえば15秒で30拍なら、30×4でBPM120です。より正確にしたいときは30秒数えて2倍にします。数え間違いが出やすいので、2〜3回やって近い数字になるか確かめましょう。
方法3:半分・倍に注意する
「倍」や「半分」に聞こえることがある
BPMを測ると、実際の半分や倍の数字が出ることがよくあります。たとえばハイハットが細かく刻んでいる曲で、その細かさに合わせて叩くと倍の数字になりがちです。逆にゆったりしたバラードでは、2拍に1回叩いて半分の数字になることもあります。
迷ったら、「その曲で自然に手拍子をするならどの速さか」を基準にすると、多くの人が感じる拍に近くなります。
テンポが途中で変わる曲
生演奏の録音やクラシック、弾き語りなどは、テンポが少しずつ揺れたり、わざと遅くしたり速くしたりします。こうした曲は1つの数字で表しきれないので、「Aメロはおよそ90、サビは95くらい」のように区間ごとに目安を持っておくと練習しやすくなります。
測ったテンポで練習するときのポイント
測ったBPMは、いきなりその速さで練習しなくても大丈夫です。難しい曲ほど、7〜8割くらいの速さから始めて少しずつ上げていくほうが、結果的に早く弾けるようになることが多いです。このサイトの「テンポを少しずつ上げる練習法」のコラムも参考にしてください。
タップテンポのよくある誤差
タップテンポで出た数字が、測るたびに2〜3違うのはよくあることです。人の手はどうしてもわずかに揺れるため、叩く回数が少ないほど誤差が大きくなります。数字が揺れるときは、もう少し長く叩くか、何回か測った中で多く出た数字を選びましょう。
小数点以下はあまり気にしない
録音された曲には、BPM120.5のように小数点以下まで決まっているものもあります。ただ練習の目安としては、整数で十分なことがほとんどです。メトロノームを鳴らしながら曲を聞き、1〜2分たってもズレが気にならなければ、その数字で問題ありません。
拍子もいっしょに確かめる
BPMを測ったら、拍子も確かめておくと練習がしやすくなります。「1・2・3・4」で数えてサビの頭が1に戻ってくるなら4拍子、「1・2・3」なら3拍子です。ワルツのように3つで揺れる感じがする曲は3拍子、行進曲のように2つで歩く感じなら2拍子のことが多いです。
調べたテンポを共有する
バンドや合唱、ダンスの仲間と練習するときは、調べたテンポを全員で共有しておくと便利です。このサイトのメトロノームは、設定をそのままURLにできるので、LINEなどで送れば相手も同じテンポと拍子で開けます。
ジャンルで見当をつける
まったく見当がつかないときは、ジャンルのおおまかな目安から始めて、曲に合わせて調整するのも一つの方法です。ゆったりしたバラードなら60〜80、ポップスなら90〜130、速いロックなら150以上、というように、だいたいの範囲から探していくと早く見つかります。
よくある質問
タップテンポは何回叩けばいいですか?
最低でも4回、できれば8回以上がおすすめです。回数が多いほど手のブレが平均され、数字が安定します。
測るたびに数字が違います。
2〜3の差はよくあります。何回か測って多く出た数字を選び、その数字で曲と一緒に鳴らしてズレないか確かめましょう。
テンポがだんだん速くなる曲はどうすれば?
区間ごとに測って、Aメロ・サビなど部分ごとの目安を持っておくと練習しやすくなります。
ストップウォッチがないときは?
スマホの時計アプリやキッチンタイマーでも代用できます。15秒数えて4倍する方法なら計算も簡単です。